採用サイトにGoogle広告は有効なのか?
採用強化とブランディング
先日、indeedの営業担当(当社は代理店を介さず直接やりとりしています)との打ち合わせで「自社運用でGoogle広告(旧Googleアドワーズ)を始めたんです!どう思いますか?」と意見を求めたところ、彼は即答でこう答えました。
「目的次第じゃないですかね?バイスさんは自社サイトのブランディングをしたいんですか?」
えっ!?(汗)
タイトルでお察しいただけるように私の目的は採用強化のつもりだったので、 間違えていると気づきました。でもなんで?
ようはこういう事でした。
1、Google広告は広告をクリックして、どこのページへ飛ぶかが大事
2、仕事詳細ページに辿り着くまでに離脱しまくりで効果薄
1、Google広告をクリックして、なにを表示させるか
当社の場合、Google広告はクリックすると自社採用サイトのTOPページに飛びます。
求人詳細ページに直接飛ばすことも出来なくは無いようですが、あまりに絞り込んだターゲット過ぎて応募に至らない(無駄なクリック=クリック課金かかる)のでお勧めしないとの事でした。
2、仕事詳細に辿り着くまでに離脱しまくりで効果薄
前述のとおり広告がクリックされるとTOPページを表示します。思惑としてはTOPページから仕事検索 →検索一覧ページ → 求人詳細ページと進んでもらいたいのですが、計3回クリックしないと詳細ページに辿り着きません。
みなさんも”離脱率”という言葉を聞いたと事があると思いますが、ページを移動するごとにユーザーは減っていきますので、採用目的でGoogle広告を使うのは非常に効率が悪いのです。
うーん、たしかに!
しかも少し考えれば分かることだった(反省)
原稿を見せることが大事
indeedの営業マンなので当然勧めてくるのはindeedの月額料金を上げること。
営業トークもあるとは思いますが、今回はわたしの結論も「仕事探しはindeed」(笑)
原稿に一発で飛ぶのでリスティングより有効なのは火を見るよりも明らかです。
ちなみに当社サイトの原稿数は約300件、indeed月額は以下のとおり。
2019年11月 12万円
2019年12月 20万円
2020年1月 12万円
Google広告のリスティング広告は、わたしの目的である採用強化に合わない事に気付かされました。
ではGoogle広告はどんな場合に使うのか?
採用サイトにおける正しいGoogle広告の使い方は 、中長期的な戦略として「サイトユーザー獲得」が目的ならリスティング広告も有効 だと思います。会社の知名度向上が目的でもバーダー・マインホフ効果(カクテルパーティー効果ともいう)のように一度目にした会社名は、その後も目に止まるように人間の脳はできていますので、一定の効果は期待できますね。
まとめ
- 自社サイトでの採用強化の即効性を求めるならindeed
- ブランディングならGoogle広告
考えるより即行動は悪くないと考えていますが、今回のわたしの失敗は皆さんの糧になればと思います。
今回は以上です。
今度、バーダー・マインホフ効果や当社がindeedでどのくらいの効果が出ているかを公開します。
それではまた!