サブスクの本質は派遣会社にも活かせる

こんにちは、バイスです。
サブスクリプション(定額制)が流行っていますね。
そこでサブスクを派遣会社にも導入できないか考えてみました。
狙いは「売上の安定」という説
通常、モノは買ったら終わり。買い替えの時期に、また自社商品を選んでもらえるとは限らないですよね。
一方で、サブスクは一見すると客単価は下がるけど、毎月一定の売上が入ってきます。
サブスク利用者は、元を取ろうと思い利用回数(来店回数)を増やそうとしますから、
リピート率向上によって他商品が売れれば、客単価は下がらず売上を増やせる。
ようは「全てのサービスが定額制ではダメ!」なのです。
客単価下げず、リピート率向上
居酒屋金の蔵は、飲み放題だけをサブスクにして成功していて
「近年居酒屋の来店客は減少傾向。新規客の獲得よりリピーターを狙ってサブスクを導入した」としている。
サブスクの仕組みは、
- 一か月飲み放題(3回で元をとれる)
- 1来店あたり数百円(たしか900円だったかな?)の注文は必須
でも、おつまみ900円では収まらないので(←わたしは絶対ムリw)客単価はさほど下がらないそうです。
サブスクって、ようはリピーターを増やすサービスです。
派遣会社に置き換えて考えてみる
これを当社に置き換えて考えてみました。
サブスクの本質は「リピーターを増やすこと」と考えると派遣会社にも全く同じことが言えます。
新規採用は難しい。 ならば定着率あるいはリピート率を上げる。
当然、金の蔵も新規客獲得を全て諦めたわけでは無いだろうから、比重を少しばかり「リピーター」に傾けたことで成功したと思われる。
私の会社に置き換えると、新規採用の広告費を毎月350万円使っているので、
これを圧縮して、スタッフ定着あるいは派遣終了した後も引き続き自社内で派遣先異動(リピート)に力を注ぐ。
「従業員を辞めさせない仕組み作り」は以前から世間で言われていることですが、
人材の争奪戦になっている今、本腰を入れて定着に取り組むことが必要だと改めて感じました。
特に、私の会社はイケイケどんどん!新規最優先!!なので、
「定着に努めよ」というのは口で言っているだけで、会社としての施策は何もありません。
担当毎の人柄、スタッフさんとの関係性だけで成り立っています。
同一労働同一賃金が始まると派遣を利用する会社は確実に減ると思っています。
必然的に「まじめな派遣スタッフ」は直接雇用に移ると考えています。
いい加減なスタッフだけ残っていく怖さ。。。
今働いているスタッフさん(真面目な人たち)をいかにして辞めないように満足度を上げるかは、これからの派遣会社の生命線になるでしょうね。
具体的な施策までは行き着いていませんが、考えていこうと思います。
それではまた!